小1から不登校、引きこもりだった次男たろが、自分の人生にバイクが必要だと感じ、死ぬか教習所に通うかの2択しかないくらいの強い覚悟で教習所に通うことになった。

教習所に入校の手続きを済ませた1ヶ月後、入校説明会があった。

(カレンダーに『1時に出る』と自分の予定を書いたたろ。)
入校説明会。
会議室みたいな広い部屋に、同じ年齢くらいの男女が集まる。
それはまるで学校の教室と同じ。
たろ、この状況にすでに苦しくなる。
たろは端っこの席に座った。
そして、入校説明会は始まった。
適正テスト。
性格診断。
これからの流れ。
教習所の職員さんから色々な説明を受けた。
配られた紙を後ろの席の人に回すという、学校に行っていた人なら当たり前にやって来きたことも、たろは人生で始めて経験することだった。
何もかもが分からず、緊張の連続。
学歴もない引きこもりな自分が、こんな場所にいるなんて恥ずかしい。
時間とともに、たろの苦しさが限界に近づいてきた。
たろは家でも外でも、苦しくなるとうなるような声を出したり、目つきや表情、雰囲気が一気に変わる。
だけど、ここではそれを出せない。
必死にこらえるたろ。
そして何とか無事に、入校説明会は終わった。
みんなが帰っていく中、教習所の職員さんがたろに声をかけた。
教習所には色々な人が来るよ。
頑張っておいでや。
たろは、『うん』とうなずいて返事をした。
たろの様子に気が付き、何かを感じ取った教習所の職員さん。
(母はたろからこの出来ごとを聞いた時、職員さんの温かい応援の気持ちが嬉しかったのと、たろと同じように人生を変えよう、やりたい事をやろうと意を決して免許を取りに来る人がいるんだなと、そんなことを想像したら胸がじーんとなった)
さて、いよいよ、
学科教習と技能教習を受けていく日々がスタートした。

(我が家の物語です。ぜひ読んで下さいね😊)


