小1から不登校、引きこもりだった次男たろ(19)が、普通二輪の免許を取るために教習所へ通い始めた。
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技能教習での課題が毎回クリアできず、第一段階での補習授業がトータルで5時間も増えてしまったが、たろはそれでも諦めず、技能教習に挑み続けた。
初回の技能教習時、教習員が出す指示が分からず、何度も注意を受けていたたろ。
「俺は緊張すると空とか光とか音、動き、建物なんかの感覚が色々入ってきて、人の話だけに集中とかが全然出来ひんかったけど、とにかく自分を落ち着かせるようにした。
それに最初は右も左も分からん状態やったから、とにかくコースを頭にぶち込んだ。そしたら何となくルールが分かってきて、教習員の言ってることも分かってきた。」
と、技能教習の回数を踏む中で、自分なりに適応していくための工夫や対策を考えるようになった。
そして、初回の技能教習から7回目辺りまではほとんど上達の手応えはなく、
たろから聞く話も、失敗や出来なかった話しがほとんどだったが、
不思議なことに、何かが急に繋がったかのように、出来なかった課題が次々と出来るようになり、教習員から褒められるほど、たろはバイクに乗れるようになっていった。
そしてたろと年齢が近い若者たちが集まるこの集団教習の中で、たろは自分の心のあり方にも向き合ってきた。
「人の中に居ると、自分の価値をどうしても問うてしまう。俺はみんなより遅れてるものが沢山あるけど、自分を許して自分の価値を問わない事にした。
許す挑戦は失敗してもすごい強さがある。そういう感覚を得た。だから上手くいかなくても大丈夫になった」
昔のたろは極端思考も強く、それをして何になるのか分からないことや、結果が分からないものはやろうとしなかったが、
ここまでの大きな変化と挑戦が出来るようになったのは、たろが心理学の世界と出会えたお陰でもあるが、
たろ自身が本気で変わりたいと望む気持ちがあったからこそ、心理学を自分に取り込み、実践していき、こうして実りになっているのだと思う。
『許す挑戦』
この教習所での経験は、たろにとって単にバイクの免許を取ることだけではなく、これから外の世界で生きていくために絶対的に必要な『許す挑戦』を身をもって実践し、その感覚を得ていくための場所でもあるんだろうなと、そう感じた。

(たろが教習所に持って行ってるリュックサック。教習所へ通うためにカバンが必要だと話してた時、私のいとこが亡くなった形見として祖父がこのリュックをもらって来たので、ありがたく使わせてもらう事にしました。きっとたろの挑戦を応援してくれてる🤗)

(我が家の物語です。ぜひ読んで下さいね😊)


