小1から不登校、引きこもり、精神疾患の嵐だった次男たろ(19)。
低学年の頃は、虫が怖い、子どもキライ、人から見られるのが怖い、散髪したから出られないなど、外出拒否の理由は単純で分かりやすかったが、
中学生以降の年齢になると、たろの内面がもっと複雑に絡み合い、人や社会が視界に入ることで起きる言語化しにくい痛みや自分自身への葛藤により、外に出ることができず、家に引きこもる時間がさらに長くなってしまった。
例え外出ができたとしても、外で過ごせる場所やタイムリミットがあったり、
音や人への刺激で苦しくなってしまい、建物の隅に避難したりと、家族の私たちも、常にたろの精神状態に合わせた配慮や動きが必要だった。
たろは、『自分のこんな精神構造では生きるに適していない』と、そう話していた。
そんなたろが数年前、心理学と出会い、心理学の世界にのめり込んだ。
自分の精神に起きていることを分析、紐解いていく作業を夢中でしていくうちに、これまで自分自身を苦しめていたものが分かるようになり、
それへの対処方法を身につけると、少しづつ外出への抵抗が小さくなっていき、今年に入ってから教習所なんかにも通えるようになった。
そんなたろはもうすぐで20歳になる。
学童期、思春期・青年期の貴重な時間を、ほぼ精神の病み(闇)の世界で過ごしてきたたろが、こうして外の世界に出るようになってから、
やっと正常な思春期のプロセス(?)に入ったのかと思われるような、そんな様子が見られるようになった。
【その1】
親からの自立。
「俺に指示指摘をするな」と、自分のあり方を守るようになり、
いつも共に行動していたのに、「俺が戦う場所(教習所)に入ってくるな」と言い出した。
《解説》これは自尊心が高くなり、親の干渉や指示を嫌がる思春期男子の精神的・心理的な特徴である。
【その2】
ヘアセットへの目覚め。
たろがこんな物を買ってきた↓

(ヘアワックス)
感覚過敏がひどくなってから、ベタベタしたものが手に付くのが嫌いになったたろ。
ネチャネチャするワックスなんて触りたくもないはずなのに、そんなことよりも男前にキメるために、動画でヘアセットのレクチャーを受け、練習し始めた。
《解説》髪型など外見を気にし始める思春期男子に見られる行動のひとつである。
【その3】
やたらとお腹を空かせている。
たろ:「腹減った」
母:「えっ?さっき食べたばっかりやん」
そんな親子のセリフが毎日何度も行き交うようになった。
《解説》生きているだけで大量のエネルギーを消費する、思春期男子特有の「食欲の増進」である。
最後に、思春期男子ならでは過ぎるある言動、反応があり、まさにこれこそ『THE・思春期』って感じの現象があるのだが、
「そんなもんブログに出すんじゃない」とたろからNGが出たので、残念ながら書けないが、その感覚になかなか興味深くて面白かった。
もうすぐ20歳の次男たろ。
遅ればせながら、思春期男子のお母さんをやらせてもらっております。

(我が家の物語です。ぜひ読んで下さいね😊)


