『子どもの自由に任せて保育をしたら、子どもたちのどんな姿を見ることができて、どんな生活になるんだろ』
これは、私が保育士をしていた時に、何となく根底にあった思い。
まだ遊びたいという欲求を満たせず、遊びの世界が深まり広がってきた所で、時間だからと片付けをさせる。
大人の声かけや状況に従えないと「切り替えが出来ない子」として、その姿を課題と問題のように捉える。
何だかそれが、疑問だったりした。
大人が決めた生活、時間、保育内容。
これをせずに、子どもたちの内側から起こるものに委ねたらどうなるのかは、現場で学んできた価値観に沿えば想像はできる。
生活リズムは崩れ、感情のコントロールを失い、やりたい放題で集団生活は崩壊し、協調性も身につかない人間になってしまう。
でも、果たしてそうなのかな?
もしかしたら、私たち大人が想像もつかなかった、新たに生み出される世界、感性に触れるような展開があるのかも知れない。
そんなことも、ふと思ったりしていた。
話は変わって、我が子3人が、当たり前に送ってきた日常生活、保育園生活、学校生活の歯車が大きく狂い、
引きこもり、精神疾患の嵐となった。
右向け右
左向け左向け
そんな親の言葉に従ってくれるような状況じゃなくなった。
子どもたちそれぞれに、私が飛び込むしかなかった。
そして今思うこと。
『そう言えば、保育士時代に私が感じていたあの疑問を、我が子の子育てで実験、体験、追求させてもらえたのかも…』
結果はさておき、子どもの育ちに関する私の疑問や好奇心、探究心は、
我が子たちのこの特殊な状況によって、体験の機会を得て、そして満たしてもらえたのは確かなように思う。

謎が解かれたその日から 発達障害の3きょうだいとお母さんの物語
わが子3人が発達障害の診断を受けた。 振り返ると、不登校、主張の激しさ、マイペース…疑問がいっぱいで悩みの多い子育て。特性を知ったことで、その謎が解け、子どもたちがどれだけ不安や苦痛、混乱や葛藤の日々を送っていたかに気づく。 そこからはじま…
(我が家の物語です。ぜひ読んで下さいね😊)


